以前記事に書いたように、私はオリジナルデザインの手ぬぐいやグッズをBASEというネットショップのサービスで販売しています。
きっかけは手元にあるオリジナルデザインの手ぬぐいが売れればいいなと思ってのことだったのですが、BASEにはオリジナルデザインのグッズを在庫なしで販売することができるので、試しにいろいろ作ってみて販売しています。
BASEでつくったオリジナルグッズを自分で購入
今回せっかくなので、自分でデザインしたスマホケースを購入してみることにしました。
まずは、商品を登録するところからおさらいしてみたいと思います。
BASE上で商品の登録
BASEではベースの機能に加えて「Apps」という形で後から機能を増やしていくことができます。
スマホケースを販売したい場合は「スマホケース作成」というAppsを追加することによって作成することができます。
機種・素材・画像を選ぶだけで簡単に作成できます
Appsの設定画面からスマホケース のデザインを作成する際も簡単です。
設定画面には「機種」「ケースの素材」「オリジナル画像」の項目を設定する箇所があり、選ぶだけで設定できます。
現在は「ケースの素材」ポリカーボネートのみのようです。
設定した画像は、位置を変えたり右側にあるスライダーで大きさを調整したりもできます。
画像の設定が終わったら、あとは商品の情報を登録して、実際に自分で購入するだけです。
実際に届いたスマホケース
注文を完了して数日待つこと、やっと商品が届きました!
梱包を開けてみると、台紙入りのしっかりとしたパッケージに入っていて、これなら購入してくれたお客様にも安っぽい印象を与えることはなさそうです。
実際に自分のスマホに着けてみました。
発色も綺麗でいい感じに仕上がっていました。
せっかくなのでスマホの壁紙も同じデザインの画像にして統一感を出してみました。継ぎ目をちゃんと合わせればもっといい感じになったかも。
こういうところがオリジナルデザインのいいところですね。
自分用に購入する場合は決済について事前に要チェック
登録・購入自体はあまり手間が掛からず、商品自体にも満足なのですが、実際に購入するときになってお金のことで気づいた点があるので、BASEを使って自分用に商品が欲しいという人には予め知っておいていただければと思います。
二重に料金が必要
BASEでスマホケースを販売する場合、原価が1つ1,965円なのですが、自分用に商品を購入する場合は
- ショップ管理者からメーカーへの発注
- 顧客としてショップへの注文
のそれぞれの決済をする必要があるため、商品価格を原価で設定していても一時的に2倍の金額を決済する必要があります。
商品の販売手数料が必要
BASEでは商品が売れた際に1注文ごとに売り上げに対して
- 商品の決済手数料として3.6%+40円
- BASEのサービス利用料として3.0%
の手数料がかかります。
そのため、1,965円のスマホケースが売れた場合、
1965 × 0.066 + 40 = 170円
の手数料がかかることとなります。
単価が高いほど手数料は高くなるので、自分用に購入する場合は通常の販売用とは分け、原価での販売金額で買うようにしましょう。
振り込み手数料が必要
売上金はいったんBASEのアカウント上にプールされ、自分の好きなタイミングで振り込み依頼をすることで希望の銀行口座に振り込んでもらうことができます。
ここで注意したいのが振り込み依頼をする際にも
- 振り込み手数料250円
- 振り込み金額が20,000円未満の場合は事務手数料500円
がそれぞれ手数料として発生します。
1商品のみ自分用に購入する場合
上記のような手数料が発生するため、自分用に1,965円のスマホケースを購入する場合、その商品の売り上げ金を現金にしたい場合、
- 決済手数料、サービス利用料170円
- 振り込み手数料250円
- 事務手数料500円
がかかり、実質スマホケースひとつにかかる料金は2,885円となります。
一般のお客様から商品が売れている場合はいいですが、自分が欲しい商品を作るためにBASEでショップを立ち上げる場合、商品の原価以外にもかかるお金を予め把握しておいて、1商品に自分がいくら払うことになるかを把握しておきましょう。
自分のデザインが世にでるチャンスかも!?
BASEでなら簡単に商品が作れるので、自分が欲しいなと思った物をつくるついでの感覚で商品を販売すれば、もしかしたら自分のデザインを気に入ってくれた人が商品を購入してくれるかもしれません。
オリジナル商品を売ろうと思うと在庫を抱えなければいけないのが以前は当たり前でしたが、初期投資や在庫リスクなしでオリジナルグッズを販売することができるBASEは、デザインやオリジナルグッズに興味がある人にとってはとても魅力的なサービスではないかと思います。
もちろん、今回のように自分用にオリジナルグッズをつくることがメインの目的で、ついでで商品を販売するのもアリではないでしょうか。
私のショップも少しでも売れてくれれば嬉しいな〜
ぜひ見ていってください。(笑)
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