ティッシュを買わない生活は案外簡単。

シンプルライフ

こんにちは。
ひさです。

最近は、コロナウィルスの影響でマスクだけではなくトイレットペーパーやティッシュまで品薄になってきましたね。
実は私はもう10年近く、鼻風邪をひいた時に買う高級ティッシュ以外ティッシュを購入していません。ここ五年で購入したティッシュはおそらく3箱もないのではないかと思います。

品薄の影響でティッシュが購入できず困っている人もいるかと思うので、テッシュを買わずにどのように生活しているかを紹介して少しでも参考になれればと思います。

ひさ
ひさ

ちなみに、トイレットペーパーはほとんどが日本国内で製造しているので、中国情勢の影響で供給が足りなくなるというのはデマですよ。
急に皆んなが買いだしたので一時的に入荷が追いついていないだけで在庫も生産もまだまだ余裕があるようです。

ティッシュを買わない生活方法

ティッシュを買わなくなったきっかけ

私は20代半ばからずっと一人暮らしをしていますが、あまり広くない部屋に住んでいるため収納にはかぎりがありました。
もともと物が多い生活をしていたのですが、断捨離などの片付けブームに影響され、私も少しずつ不要な物を処分したりして部屋の中の物を減らすようになってきました。

その中で気になったのが、ティッシュやトイレットペーパーの在庫なんですよね。
これらの紙製品ってある程度まとまった数で売っていることが多く、またそういう商品を買った方がお買い得なことがほとんどです。
ただ、商品の体積がけっこうあるので、買ったばかりのタイミングはかなり場所をとってしまいます。それが嫌で何か方法はないかなと考えていたときに知ったのが「ガーゼティッシュ」というものの存在です。

ガーゼティッシュとは?

文字通りガーゼで作ったティッシュです(「ガーゼハンカチ」としても売り出されています)。
普通のティッシュは一度使ったら捨ててしまうのが普通ですが、ガーゼティッシュは洗濯して何度も使うことを前提としています。
そのため、普通のティッシュのように大量にストックを持っておく必要がなく、うまく使いこなすことができればかさばるティッシュを買わなくてもよくなるのではないかと考え、試しに少量買って、生活に取り入れてみることにしました。

私が購入したのは下のようなタイプの物でした。

ガーゼティッシュの使い方

使い方と言っても単純です。
「今までティッシュを使っていたシーンをガーゼティッシュに置き換える」
この一点です。

とはいえ、最初に私が購入したガーゼティッシュは5枚でしたし、それ以前に買ったティッシュの在庫もあったので使いはじめは布と紙のティッシュを併用していました。

使い分けのポイント

いくら使い終わった後に洗濯し、汚れも落ちて除菌もされていて衛生的に問題ないとしても、気分的に使いづらいことってありますよね。
床を拭いたあとに洗濯したガーゼティッシュで口元を拭くのはやっぱり少し抵抗があります。

そこで、私の場合は

上半身および上半身で触れる場所に使う場合はガーゼティッシュ

下半身および下半身で触れる場所に使う場合は紙のティッシュ

のように使い分けに簡単なルールをもうけました。

ひさ
ひさ

例えばコップに入った飲み物に氷を入れた際に滴が飛んだとして、その滴の落ちた場所がテーブルならガーゼ、床なら紙で拭くといった感じです。

私の場合は一人暮らしでガーゼティッシュを使うのも私一人なので実際の運用はかなりゆるゆるです。
要するに「洗濯したけど使うのに抵抗がある」という状態にならなければいいので、使う人の衛生観念に合わせて使い分ければいいかなと思います。

ウエスも使うようになりました

その後ガーゼティッシュを使う生活にも慣れてはきましたが(その後買い足して10枚くらいで運用していました)、ティッシュも以前に比べて使用量は減ったものの今後買わずに過ごせるというほどではなく、残っていた在庫も少なくなってきていましたがなんとか買い足さずに方法はないかなと思っていたときに、着なくなったがなんとなく捨て辛くため込んでいた服に目を付けました。

使わなくなった衣類や布製品からウエスをつくる

学生の頃に(芸術系の大学でした)実習室に大量のウエスが用意してあって、絵具や溶剤を拭き取るのに使っていたのですが、これを日常生活にも使えばいいじゃないかと思いつきました。

ひさ
ひさ

といっても画期的な思いつきでもなんでもありません。
ネット上を探せばすでにウエスを日常的に使ってらっしゃる方はいくらでもいます。

当時は物の整理を少しずつするようになってはいましたが、持ち前の貧乏性で「部屋着にすればいい」「何かに使えるかも」とゴミ袋にまとめたはいいが残していた服等ですが、ようやく日の目をみることとなりました。

これらの服をティッシュサイズに切り分けて適当な容器に詰め、紙のティッシュで使っていた用途に使うようになりました。

このウエスを日常的に使うようになる頃には、紙のティッシュを使うシーンはほとんどなくなりました。

風邪や病気のときはティッシュを使った方がいいかも

ティッシュを使わなくなったといってもあくまで「ほとんど」で、今でも場合によってはティッシュを使うことはあります。

その多くが、風邪などをひいて鼻水や痰などがよく出るときです。
ティッシュを使っている理由はいくつかあります。

消費量が多い

風邪をひいた時は鼻水などがよく出てくるのでティッシュの消費量が普段に比べてかなり多くなります。このときにウエスを使っていると手持ちの分を使い切ってしまうんですよね。
ストックの服を新たに切り分けるにもそれなりの手間がかかりますし、体調が悪い時はそれも面倒なので、大人しくボックスティッシュ1箱もしくはポケットティッシュの詰め合わせを買うようにしています。

肌が荒れる

ウエスに使用している布地は肌着のような柔らかいものからデニムのようなごついものまで様々なので、固めの布地のもので鼻をかんでいるとすぐに鼻が赤くなってきます。
柔らかい生地の優先的に使うようにしても、やはり足らなくなってくるのでティッシュを使うようにしています。
普通のティッシュでも大量に使っていると結局鼻が痛くなってくるので、ケチらずお高いティッシュを買っています。

ひさ
ひさ

鼻セレブは正義

なんとなく不衛生

これは検証をしたわけでもなく、もう完全に気分だったり私の使い方の問題なんですが、ウエスの方が細菌を広めてしまうリスクが高い気がするんですよね。

理由の一つとしては、ウエスの方がティッシュに比べて厚手で水分の保持量の上限が高いため、一枚のウエスで2度・3度鼻をかむことができてしまいます。
風邪をひいている時は鼻をかむ頻度が大幅に増えるため、私の場合はつい「また数分後には鼻をかむから」と一度使ったウエスをすぐに捨てずに使いまわしてしまうことがありました。
そうすると、一時的な置き場所や2度目に触った手に細菌が移り、広めてしまうことになるのではないかと後々心配するようになりました。

もう一つは水分の保持量が多いということは乾きにくいということで、ティッシュに比べて最近が増殖しやすいのではないかという懸念です。

どちらも一度使ったらすぐにコンビニ袋などで封をして早めに捨てるなど、対処の使用はあるでしょうが、この辺は普段の性格も出てくると思いますので、きちんとした方なら大丈夫なのかもしれません。

ティッシュの代わりに使えるものはたくさんある

他のものについては私もそれほど利用頻度が高いわけではないですが、ティッシュが果たしていた役割はいろいろなもので果たせます。

雑巾・布巾

本来、床やテーブルを拭くためにはこれらを使うことが多いですが、手近にあるということでついティッシュを使ってしまう人は多いのではないでしょうか?
洗う手間はありますが、「拭く」ということに関しては大きく、耐久性のある雑巾や布巾の方が適しているのではないかと思います。

新聞紙

「気軽に使い捨てできる紙」としては用途によっては新聞紙に置き換えるのもアリだとおもいます。ティッシュのような柔らかさや吸水性はないですが、洗う前の食器の汚れを拭い取ったり、ガムなどを包んで捨てるときなどは新聞紙でも充分対応できそうです。

ティッシュは物心ついた頃から身近で使っているので、なくなってしまうととても不便なのではないかと思ってしまいますが、ないならないで案外なんとでもなるものだと私は実感しています。
ここ数日のような品薄状態でなくても、つい買い忘れでティッシュがなくなってしまったときなども、わざわざ割高のものを買わなくても家の中にある物で数日くらいであれば充分対応することは可能だと思いますので、参考になれば幸いです。

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