紙の財布?伝統技術×新素材×デザイン=SIWA|紙和

ライフスタイル

みなさん財布はどんなものを使っていますか?
選ぶ基準は色々あるかと思いますが、素材の話に限定すれば革や合皮が多いのではないかと思います。
私はというと、現在「紙」の財布を使用しています。

紙の財布を使いだしたきっかけ

私が紙の財布を使いだしたきっかけとしては、友人からの誕生日プレゼントでもらったMighty Walletという財布でした。

Mighty Wallet自体は正確には紙というわけではなく「タイベック」という紙のような質感の素材で、建築や梱包の資材として開発された素材のようです。

プレゼントしてくれた友人としては誕生日と転職のタイミングが重なったため、(使用頻度の多い財布は本人の好みもあるだろうし)名刺入れなどとして使ってくれればいいかなというような意図だったのですが、当時私の使っていた財布が割と厚みのある素材の財布で、もっと薄い財布でもいいなと思っていたところなので渡りに船の状態で喜んで財布として使用していました。

その後その財布を長い間使い込んでボロボロになってきたのでそろそろ買い換えたいなと思っていた時に見つけたのが、「SIWA」の財布でした。

日本の伝統で紙漉きの技術を活かして生まれた「SIWA|紙和」

「SIWA|紙和」は山梨県市川大門の和紙メーカーである大直さんの、もともと破れない障子紙として開発された「ナオロン」という素材を使って、工業デザイナーの深澤直人さんがデザインされたプロダクトのシリーズです。

SIWA|紙和

SIWAの特徴

薄い・軽い

やっぱり最大のメリットは薄くて軽いことだと思います。
革の財布だとどうしても素材自体に厚みがあるので、財布だけである程度の厚みが出てしまいますが、SIWAの財布は素材が紙なのでかなり薄く、からっぽの状態だとおそらく一番厚みのある部分でも5mmないのではないかと思います。

もともとMighty Walletを使っていた私としては、他の厚みのある財布には戻り難かったのでこの薄さはかなり魅力的でした。

私の使い方ですと中身のある状態でも1cmないくらいなので、コートやジャケットの内ポケットに入れても膨らんで不恰好になってしまうようなことがありません。

水に強い

紙が素材というと破れたり濡れてふやけたりしてしまうのではないかと心配になるが、ナオロンで作られているSIWAの財布は水に強く、なんと濡れた時の方がかえって強度があるらしい。

私も大雨に降られて何度か濡らしてしまったことがあるが、財布自体は痛んでしまうということもなく今でも問題なく使えています。(さすがに防水性はないので中の札は濡れてしまいますが)

デザイン性が高い

購入の決め手になった要因には薄さという点ももちろんですが、他にも大きかったのは無印や±0などのデザインを手がけられた深澤直人さんによるシンプルで洗練されたデザインです。

ただ和紙の素材を使うというだけでなく、わざと一度くしゃくしゃにしてシワをつけた状態にされているというのが他にない大きな魅力だと思います。

財布以外にもいろいろあります

私は財布を購入後、素材の魅力にひかれコインケースやボックス、パスポートケースなどを購入しています。取り扱い店舗はそれほど多くないみたいですが、メーカー側がオンラインショップを楽天で出店しているので、通販を購入することも可能です。

私はあと帽子と、ファスナー付きのトートバッグかブリーフケースが欲しいな〜と密かに狙っています(笑)

コメント